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数値を扱ってみよう(四則演算)

今回は、JavaScriptにおける数値(Number)についてや四則演算(加減乗除)を学んでいきます。

script.jsを以下のように書き換えてください。

script.js
const result = 1 + 1;

console.log(result);

右クリック→「検証」のコンソールを確認すると、計算結果の「2」が表示されます。

+は、足し算(加算)を行います。

このようにして、さまざまな計算を行うことができます。

script.js
let result;

result = 4 - 2; // => 2
result = 5 * 4; // => 20
result = 10 / 2; // => 5

-は引き算(減算)、*は掛け算(乗算)、/は割り算(除算)を意味します。

他にも、%で余りを取得することもできます。

script.js
const result = 8 % 3;

console.log(result);

8 ÷ 3 の余りは2なので、resultに2が代入されます。

script.js
const x = 9;

const result = x % 3;

console.log(result);

このように、%の結果が0であれば、xは3の倍数であると判断することができます。

script.js
const result = 2 + 5 * 2;

console.log(result); // => 12

計算には優先度があり、数学と同様に掛け算と割り算が先に行われます。

script.js
const result = (2 + 5) * 2;

console.log(result); // => 14

括弧で囲んだ計算は優先して行われます。

インクリメント演算子とデクリメント演算子

コードを以下のように書き換えてください。

script.js
let result = 9;

result++;

console.log(result);

コンソールを確認すると、10と表示されます。

++はインクリメント演算子と言い、1を足した結果を再代入します。

script.js
let result = 9;

result--;

console.log(result);

コンソールを確認すると、8と表示されます。

--はデクリメント演算子と言い、1を引いた結果を再代入します。

つまり、インクリメント演算子とデクリメント演算子は変数に使用するものです。

上記の2つの演算子は以下のコードを省略したものです。

result = result + 1;
result = result - 1;

主にカウントアップやカウントダウンなどの処理に使用します。

代入演算子と算術演算子を組み合わせる

代入演算子(=)と算術演算子(+-*/)を組み合わせた計算式もあります。

script.js
let x = 4;

x += 2;

console.log(x);

コンソールには、6が出力されます。

この計算式は、以下の計算式を省略した形です。

script.js
let x = 4;

x = x + 2;

console.log(x);

+=だけではなく他の演算子でも可能です。

let x = 4;
x -= 2; // xは2
let x = 4;
x *= 2; // xは8
let x = 4;
x /= 2; // xは2

使い所としては、同じ数の足し引き(または掛け算・割り算)を繰り返し行うループ処理を実装したい時に使います(ループについては後の講座で解説します)。